石垣イチゴ栽培日記 7月~12月

今年の夏は観測史上最も暑い夏となり、水分を充分に取り体調を崩さないように作業の日々でした。

7/31の苗の様子。暑さにやられないよう、藁を敷きました

7/31の苗。暑さにやられないよう、藁を敷きました。畑にぽつんぽつんと親苗を植えます。ここから苗を増やし育てます。

合せて農園の畑を、育った苗を秋に植えられるよう夏の間ととのえます。日当たりの良い傾斜の農園なので今年の夏はとにかく、暑い…!そんな日々をコツコツ積み重ねます。。真ん中は半月後の苗。親苗からツルが伸び、かわいい子苗が増えていきます。ツルが混まないよう、放射状に丁寧に止めてゆきます。右は約1ケ月後。モサモサと苗が増えてきましたね…!

9/27。いよいよ苗取りです。イチゴおじさん気合が入ります。山梨の畑から苗をとってきたら作業小屋の前で苗が乾かないうちに整えます。植えたばかりの苗。水をたっぷり与えるとだんだんピンとしてきます。ちゃんと根付くかドキドキしますね!取ってきては植え、の作業が1ケ月程続きます。

苗植えは人手がたくさん欲しい作業です。手伝ってもらいながら上まで植えつけるとハウス張り…なのですが、なにせ今年は暑い!!イチゴが煮えてしまいそうな温度が続き、ハウス張りも思うように進みません( ゚Д゚) 11/19に地元で行われる、商売繁盛のお祭り(おいべっさん)に行ってきました!イチゴ狩りが無事開園できるように、期間中の安全も祈願してお飾りをいただいてきました。右側は11/21。だいぶハウスも出来上がりに近づきました。

そして、ハウス出来上がり!10日ほどかかって毎年下から上まで、驚かれるのですが張り替えしています。ハウスが完成した後も、例年ですと寒くなり暖かいハウスの中でイチゴもすくすく育ってくれるのですが、今年は暑い( ;∀;)異常気象の影響を感じます。この時期に初めて見るカメムシやバッタ(寒くなると普通は出ない)などがいますし、なんといっても“枯れ”に悩まされるこの頃で、やはりこれも異常な高温によるものではないかと思います。元旦のイチゴ狩りに充分なイチゴが生育しないのではないかとヒヤヒヤしていますが、信じて手入れと摘果する日々です。夏の苦労が実るといいのですが…!

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